昭和という時代__。
表舞台に立つ者と、その陰で静かに生き抜いた者たち。
政治の裏にいた人。居場所を失った人。夜の世界で生きた女たち。
貧しさに押し流された家族。誰にも語られなかった生活の痕跡。
華やかさでも、暴力でもなく、ただ「人」の温度が熱かった、
温かかく、時に残酷で、熱く灼熱の太陽のような
昭和の断片を、書き続けています。
これは私自身が見てきた人々の奏鳴曲(ソナタ)であり、
昭和という時代の協奏曲(コンチェルト)でもあります。
ひとつひとつの旋律を、ソナタのピアノ旋律のように執筆中。

新曲『愛の川よ』1970年(歌謡曲・演歌)

音楽動画

1970年の歌謡曲テイストで作りました。
昭和45年(1970年)。あなたはどこで何をしていましたか?

大阪万博が開催された年でした。日本人には、夢と希望がいっぱいあって、一億総中流時代と呼ばれ始めたころですね。あんな時代がずっと続くと思っていましたね。誰も今みたいな未来を予想もしていなかったでしょう。

 

【愛の川よ】

【1】

月が揺れる 川面の影
あなたの声が 夜風に溶けて
涙も嘘も 流れ行く

愛の川よ どこへ行くの
二人の夢を 連れて行くの
離さない 離れない

愛の川よ 永遠に

【2】
星が落ちる 静かな夜
あなたの 瞳私を映す
過去も 未来も 包んでくれる

愛の川よ どこへ行くの
二人の心 抱いてゆくの
忘れない 忘れさせない

愛の川よ 流れ続けて

手と手を 重ね祈るように
この流れに 身を任せ
悲しみも 喜びも一つの流れ

愛の川よ どこへ行く
二人の命 繋いで行くの

終わらない 終わらせない
愛の川よ いつまでも

(c)江戸ぽんず