短編・一部紹介

作品紹介

「フィクサーの娘」執筆

70才がリアルになった今「もうすぐ死ぬのに」と考えることが増えた。それは、決してネガティブな意味じゃない。もっと淡々と乾いたものだ。年齢を重ねると、そんなものなのだ。私は60才後半。家族はみんな死んでしまった。もうそろそろいいだろう。墓場ま...
短編・一部紹介

ネコとザリガニとおじさんと……

叔父は、茶色の紙袋に、生まれたばかりの子猫を5匹入れてぐるぐると回し、裏の沼に流した。「やめようよ、ねえ、やめようよ、死んじゃうよ」という私に、従妹は、「目が見えてからじゃ、もっと可哀そうだって。野良猫になっても、また産んだら増えるからって...